桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

 梅の季節になりましたね。

うちの近所の紅梅は、お正月早々から蕾が既に膨らんでいて、初旬には早くも開花しました。現在では満開を過ぎてしまっていますが、せっかくなので毎日、ウォーキング途中に立ち止まって、顔を思いっきり上に向けて、クンクン匂いを嗅いでいます。


この写真の紅梅は古い枝ごとバッサリ切られて幹だけになっていましたが、梅は枝から直接花が咲くので、幹から伸びた新しい枝にたくさん花が咲いています。
これを見て、いつも思い出すのが、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」です。

桜の花は梅とは反対に、枝の先端に花芽が付くので枝を切ってしまうと花が咲きません。だから古い枝だからと剪定してしまうのは、「桜切る馬鹿」というわけですね。

昔の人は、上手いこと言うなぁと、つくづく感心します。

さて、もうすぐ2月。2月に入ったら、そろそろ「水仙」も咲き始めますね。うちにあるのは背丈が15cmほどの「ミニミニ水仙」なんですが、毎年咲いてくれます。現在、小っちゃい緑の頭をちょこんと出してきているところです。

でもまだまだ寒い日が続いているので、「風邪ひくから、ゆっくりでいいよ~」って、いつも囁きかけてます。←これは親バカならぬ、花バカ?!です。😁

んじゃ、またね。