びわ湖めぐりの旅(二日目)

 


「びわ湖めぐり」観光の二日目。
宿泊ホテルの朝食は「焼きたてパン」が売りで、Aが厚切りトーストセット、Bがお好みセレクトセット、そしてCはサンドイッチセットの3種類から選べるということで、私も旦那も1日目はCセットにした。サンドイッチの具が4種類もあったから(笑)。ドリンクとサラダとヨーグルトも全部平らげて、今日の最初の観光地、「志賀駅」へ向かった。

守山駅から山陽本線の「新快速」電車に乗る予定だったが、かなり遅延していて、次に来る各停電車の方が早く着くとのアナウンスを聞いて、仕方なく各停に乗車。そしたら途中でとても珍しい駅名に出会った。それは、「膳所」駅
・・・さぁ、何と読むでしょう?・・・ 
答えは「ぜぜ」駅です。いやこれ、ふつーに読めないでしょー!!でも珍しすぎて、逆に私には興味深くて、反射的にネット検索しちゃいました。
膳所という地名は「大津京時代、天皇のお膳を準備する所」に由来するそうで、ローマ字表記の「ZEZE」って、なんかカッコいい♪

もう一つ、山科駅から乗り換えた湖西線でも珍しい駅名があった。それは「和邇」駅
この読み方は「わに」駅です。これも難しいよねぇー。
こちらも調べてみたら、「古墳時代に豪族の和爾氏の部族が本拠地としていた」事に由来するそうで、ついでに、和爾の名産品なども調べていたら、琵琶湖のダイヤと言われる「氷魚」だと書かれてあって、大好きな俳優(宮沢氷魚)さんの名前がそこからきている事も分かって、ちょっと嬉しい驚きだった。
滋賀県って色々勉強になるね。面白い♪

そうこうしてる内に、予定より2分早く9時20分に志賀駅に到着。
雨は降っていなかったが、駅前に出て、目前に広がる山々の頂には白い雲がどっぷりとかかっていた。

志賀駅からバスで10分。
「びわ湖バレイ」ロープウェー乗り場に到着。
全面営業は4日後の4月26日からだった。
雲で視界も悪かったからか、観光客はまばら。

山頂まではこのロープウェーで行く。
途中から白い雲の中に突入して何も見えなくなった💧
実際はこんな景色が見られるそうな。

「びわ湖テラス」に立ってみたけど💧
何の写真かサッパリ分かんないね、これじゃ。💦 
ほんとはこんな風に見えるそうな。


でもテラスで珈琲を飲みながら休憩していたら、
ちょっと見えた。
ちょっとだけね。💦

この後も、何度か時々雲が切れて、他の観光客からも「あ、見えた!」という声が上がって、そのたびに何度も皆が一斉に写真を撮る。それがなんかちょっと楽しくなったりした。(笑) 

そんなワケで、行きも帰りもロープウェーは人が少なかったから、乗り心地も座り心地!?も抜群だった。(笑)
ロープウェーを降りてからちょっとお土産屋さんに立ち寄ってみた。
なにか記念になるものはないかと探したけど、お菓子類しか見つけられず、諦めて帰ろうかとしたところで、ふと目に入ったのが、「滋賀県限定! ここでしか買えません」の文字。
なんだ?と思って手に取ると、「お麩」だった。それもデッカイいの。600円くらいで沢山入ってた。これは毎朝のお味噌汁に使えるわ~♪と思って、迷わず購入した。
(このお麩とっても美味しい♪超~おススメです)


次なる目的地、堅田駅に到着したのは13時頃だった。

駅前でウロウロしていたら地元の人かな? いきなりおばあさんが近寄ってきて「浮御堂ならこっちのバス停だよ」と言って話しかけてくれたけど、その続きが何て言ってるのか、ほとんど聞き取れなかった。
ぃゃ、方言とかの問題じゃなくて、単にそのおばあさんの言葉が聞き難かっただけ。なので、聞き返すのを遠慮して愛想笑いしながら「ありがとうございます~」とお辞儀しながら離れていった。😅

元々、駅から浮御堂までは歩いて向かうつもりでいたので、駅前にあった観光案内所で近道を教えてもらった。浮御堂まで歩くと20分くらいらしい。
少し薄日が差すくらい天気も回復してきたので、歩いていてとても気持ち良かった。

実際は20分もかからないで「浮御堂」に到着。
寺名は海門山満月寺」
でもなんか竜宮城みたい♪

中に入って真っ先に目を惹いた松の木。
すごいパワーを感じて思わず何枚も撮影したほど。

近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂。


正面と横からではちょっと印象が違った。


浮御堂から見えた「琵琶湖大橋」

「浮御堂」を満喫して堅田駅に戻るとき、ちょうど駅行きのバスが来たので乗車した。
そしたら、私たち以外は誰も乗っていなかったからってワケじゃないとは思うけど、かなり乱暴な運転に感じた。何かにつかまっていないと振り落とされそうなくらいで、思わず運転手の顔を覗き見した。30代~40代の若い男性だった。
カーブでもお構いなしに飛ばすから、3分もしない内に駅に着いた。・・・なにか急いでいたのかなぁ?

さて、堅田駅から守山駅に帰るには、琵琶湖を横断するのが一番近い。
それには車が必要である。だけどレンタカーは高いので、何かないかと探し当てたのが、ピエリ守山という温泉施設があるショッピングモールへの「無料シャトルバス」だ!
堅田駅から「ピエリ守山」に行って、そこで温泉に浸かって、一休みしたついでに夕食も食べて、そこから今度は守山駅まで行ってくれるのだ。ヤッター♪

夕食を食べたレストランの窓から琵琶湖大橋が見えた。

旦那は温泉に入ったあと、冷えたビールを「うまい、うまい」と飲んで、無料のシャトルバスの中でぐぅぐぅ寝てました。私も食後にソフトクリーム食べて大満足♪
いや~「ピエリ守山」って温泉も食事もサイコーでしたわ。

さ~明日は一番楽しみにしていた「近江八幡」観光です。
んじゃ、まったね~