特定健康診査で
カサブランカの番人? (中央にカマキリ!)
先日、市の「特定健康診査」を受けてきた。
毎年1回受けていて、今年で5回目。それまでは、旦那の会社の保険で「人間ドック」を受けていたけど、補助金が出ても個人負担は数万円も掛かっていたから、市の「特定健康診査」になってからは、検査項目は少ないけど無料なので本当にありがたい。
で、今年も昨年と同じ病院に行って、同じように受付も済ませて、同じようにスムーズに進んでいたんだけどね・・・今年は血液検査の採血で、こーんな事があった。
血液検査のブースに入ると、目の前に立っていたその看護師(女性)は、40代後半~50代半ばくらいに見えたけど、何か、とても威圧的な雰囲気を漂わせていた。
それは、採血スピッツに貼ってある名前シールを私の方に見せて「間違いない?」 と言ったその口調でも感じた。
私は平静を装いつつ、毎回しているように、両手を差し出して(血管を)見せながら、「どちらが(注射針を)差しやすいですか~ 」と言うと、なぜかムッとした感じで「利き手じゃない方を出して! 利き手はどっち?」と急かすように言われて、慌てて「あ、右ですけど」というと、左腕をグイっとつかんで固定された。
そして、まるで子供を諭すように話し始めた。
「あのねぇ、女性は、利き手じゃない方でやるのよ。なぜなら、女性は家事をしなくちゃいけないでしょ!! 男性はどっちでも良いけどね。」
そう言われて、私が何も返答しないままでいると、今度は、「あら? 不服?・・・不服そうね?・・・」とまで言ってきた。
そして軽く息を吐き、再び、「家事をやる女性は利き手じゃない方で採血するの。ハイ、ちょっとチクッとするわよ・・・」と言って、一連の採血作業を終えた。
私はブースを出るまで黙っていた。
でも、心の中では・・・
「それはアンタの勝手な持論だろーが!! うちはね、家事は旦那とちゃんと分担してるし、そもそも、本日の家事は全部終了させてきとるんじゃ、ボケ~。だいたい、どっちの腕だろうが、採血後にちゃんと止血すりゃ問題ないだろーが!! 」
という私の持論を毒づいていた。(笑)
それにしても、63年生きてきて、採血なんて何百回と経験してきたけど、こんな看護師さんは、はじめてだった。もしかしたら、よっぽど毎日家事でお疲れなのかなとも思ったけど、でも、せめてタメ口は慎んでほしかったわ。
来年からはこの人に絶対当たりませんように!!
んじゃ、まったね~