投稿

眠り草

イメージ
  猛暑が続く8月。 紫陽花の葉っぱもカサブランカの葉っぱも茶色く枯れてしまった庭の片隅で、一つだけ、毎朝小さな花を咲かせているのが、写真の 「眠り草」 だ。 でも 「眠り草」は別名 なんだそう。 和名の「お辞儀草」 の方がよく知られているかもしれないが、私は出会った時に教えられたままずっと「眠り草」と呼んでいる。 はじめて出会ったのは、小学2年生の時。 一緒に登下校していた3年生の姉がある日、「いいもの見せてあげる♪」と言って、教えてくれた。それは、学校の職員室につながる渡り廊下の入口の大きな柱の根本に鉢で置いてあった。とても小さかった。(小さい私が小さいと感じるくらいだから、多分とても小さかったんじゃないかな。) ぱっと見、ただの草だと思ったけど、姉が葉っぱに向かって「おやすみなさい」と言って人差し指でチョンと触ったら、目をとじるみたいに葉っぱが閉じた!!  「おお~っっ♪」当時の私にはそれはとても不思議だったけど、それより、なんかすごく面白い!!という気持ちが勝っていたと思う。すぐに真似して、「おやすみなさい」チョン、チョン、チョン・・・。 姉が「これは眠り草よ」と教えてくれて、そのまんまの草だなと認識して覚えた。 でもこの時は、眠り草の「花」を見た記憶がない。というか、花を見ていないので花が咲くことを知らなかった。だからこの歳になって初めて、眠り草に「花」が咲く事を知ったし、初めて見ることができた。 もし、姉が生きていたら今度は私が、「いいもの見せてあげる♪」って言えたのになぁ。 眠り草の「花」はまるでミニチュアの花火みたい。 ところで、最近になって夕方のウォーキング中に、少しずつツクツクボーシの鳴き声を聞くようになった。それと同時に、寿命が近いと思われるアブラゼミが地面でひっくり返ってバタついているのもよく見かけるようになった。(←時々いきなり飛んだりするのがコワイけど) 先日、部屋(2階)の小窓の網戸にアブラゼミがとまった。 ビックリしたけど、しばらく観察させてもらった。 ん? 君、もしかして誰かの転生?  なーんてネ😄 んじゃ、まったね~

特定健康診査で

イメージ
  カサブランカの番人? (中央にカマキリ!) 先日、市の「 特定健康診査 」を受けてきた。 毎年1回受けていて、今年で5回目。それまでは、旦那の会社の保険で「人間ドック」を受けていたけど、補助金が出ても個人負担は数万円も掛かっていたから、市の「特定健康診査」になってからは、検査項目は少ないけど無料なので本当にありがたい。 で、今年も昨年と同じ病院に行って、同じように受付も済ませて、同じようにスムーズに進んでいたんだけどね・・・今年は血液検査の採血で、こーんな事があった。 血液検査のブースに入ると、目の前に立っていたその看護師(女性)は、40代後半~50代半ばくらいに見えたけど、何か、とても威圧的な雰囲気を漂わせていた。 それは、採血スピッツに貼ってある名前シールを私の方に見せて「間違いない?」 と言ったその口調でも感じた。 私は平静を装いつつ、毎回しているように、両手を差し出して(血管を)見せながら、「どちらが(注射針を)差しやすいですか~ 」と言うと、なぜかムッとした感じで「利き手じゃない方を出して! 利き手はどっち?」と急かすように言われて、慌てて「あ、右ですけど」というと、左腕をグイっとつかんで固定された。 そして、まるで子供を諭すように話し始めた。 「あのねぇ、女性は、利き手じゃない方でやるのよ。なぜなら、女性は家事をしなくちゃいけないでしょ!! 男性はどっちでも良いけどね。」 そう言われて、私が何も返答しないままでいると、今度は、「あら? 不服?・・・不服そうね?・・・」とまで言ってきた。 そして軽く息を吐き、再び、「家事をやる女性は利き手じゃない方で採血するの。ハイ、ちょっとチクッとするわよ・・・」と言って、一連の採血作業を終えた。 私はブースを出るまで黙っていた。 でも、心の中では・・・ 「 それはアンタの勝手な持論だろーが!!  うちはね、家事は旦那とちゃんと分担してるし、そもそも 、本日の家事は全部終了させてきとるんじゃ、ボケ~。 だいたい、どっちの腕だろうが、採血後にちゃんと止血すりゃ問題ないだろーが!! 」 という私の持論を毒づいていた。(笑) それにしても、63年生きてきて、採血なんて何百回と経験してきたけど、こんな看護師さんは、はじめてだった。もしかしたら、よっぽど毎日家事でお疲れなのかなとも思ったけど、でも、せめてタメ...

百円札の裏

イメージ
懐かしい百円札。(今も大事に保存している) 私の記憶では、小学生まではずっと「百円札」だった・・と思う。 ちょっと気になって調べてみたら、やっぱり、 "1974年8月で発行停止"と書いてあった。という事は、Mikanが中学1年生の夏以降から少しずつ100円硬貨に切り替わったってことか・・・うーん、その辺は記憶にないなぁ。 でも、子供の頃(小学生)の自分にとって、一番身近な紙幣が「百円札」だったからか、昔のお札の中では、一番愛着があるし、百円札の裏側に何が描かれていたかも、よーく覚えている。さて、それは何でしょう?  実は先日、その「答え」の建物に行ってきました。   答えは「国会議事堂」   (左)天井のステンドグラスだけは英国製品だそう。 (右)中央上部のバルコニーは天皇陛下のお席です。 いや~、九州から関東に引っ越してきて35年以上経つけど、初めて 「国会議事堂」を参観できた。というか、それまで一般人が参観できるなんて、全然知らなかったし、無料だという事も知らなかった。(参観は会議期間中は除く。) 係員さん(衛視)を先頭にして、参観コース(約60分)を歩いていくのだけど、7月に行ったのはちょっと失敗だったかも・・・なぜなら、 「国会議事堂」には冷房設備が無いからよ~!! いやはや、めっちゃ暑かった。 水筒持参して正解だった。 だけど、建物の中を歩いている時は、時折、放たれた窓から風が入ってきて、それが案外と涼しく感じられた。 「中央広間」 国会議事堂の一番高い中央塔の真下がこの「中央広間」。ちょっと写真では分かり辛いけど、ステンドグラスとか壁画とかすべて凝ったデザインで、吹き抜けの天井がめっちゃ高い。 私的に、「中央広間」が一番好き。なんたって、「百円札」の裏に描かれたあの中央塔の真下ってのが良い~!! まぁ、正確的には「百円札」の中央塔は正面向かって右側(参議院側)から撮影されてるけどね。だからホントは右側から撮影したかったけど、私が行った参観コースは衆議院側なので、右側(参議院側)は立ち入り禁止と言われた。 あと、カメラ撮影も 係員さん(衛視)の許可がない所は撮影禁止。←かなり厳しかった 。 参観終了時は、もぅ汗びっしょりになっていて、とても疲れたけど、でも貴重な体験ができて良かった。 というか、気持ち的には、「あの百円札の裏に描かれてい...

桔梗の蕾

イメージ
2025年6月23日撮影 今年は、桔梗が随分と元気良く咲いている。 紫陽花の開花と共に6月に入る頃にはグングンと伸び始めて、蕾は日ごとに膨らんでいった。 そして6月下旬の現在、紫陽花の見頃は終わってしまったけれど、桔梗の蕾は風船のようにパンパンに膨れては翌朝キレイに開花する。←これをずーっと繰り返していて、おかげで毎朝、庭を見るのが楽しみになっている。 花の色は天候や気温によって変化する。 Mikanが小学1年生くらいだったか、家の庭の真ん中には、祖父がつくった花壇があって、その中に「桔梗」も植えられていた。でも当時は「桔梗」という花の名前は知らなくて、その花の蕾がまるで風船の様だったから、"風船の花"と勝手に呼んでいた。 呼び名の通り、その膨らんだ"風船"(蕾)は当時の私にはとても魅力的だった。 蕾を見ると、どうしても指でつまんで、ポンッと鳴らすのが止められなかった。・・・つまり風船を潰してしまうのだ。 当然ながら、ポンッと鳴らされた蕾は、ヨレヨレになって咲くから、すぐに犯行が親にバレる。でもつい何度もやってしまっていた。(ごめんなさい) その悪戯は、今でも強烈に覚えていて、桔梗の蕾を見ると、指でそっと触って、"風船"の感覚を指で感じて、一人ほくそ笑む。←決してポンッと鳴らさない(当たり前だぁー) ところで、桔梗の開花時期をネットで調べると、6月~9月となっている。 MIkanのその記憶は、9月の終わりだったから、桔梗は「秋に咲く花」だとずっと思い込んでいた。まぁ、昔は、9月というと容易に初秋を感じられたけど、今では、9月どころか、10月も夏みたいに暑いからねぇ。 ってことで、 次に控えたるは、このお方・・・ 7月は「カサブランカ」の出番です。 んじゃ、まったね~

水の月

イメージ
6月3日撮影(庭の南側の紫陽花) 2025年も半分まできた。早くも6月。 6月は梅雨の季節なのに、なんで「水無月」なんだろう? と思って調べたら、「無」は「の」の連体助詞で、"水の月"という意味なんだって。そしてそれは「田んぼに水を張る」という説かららしいけど、今まさに、田んぼには、水がタップリ張っている。 骨折して、1ヶ月過ぎた頃からリハビリがてら、少しずつウォーキングを再開した。 と言っても、これまでより距離を半分に落として、コースも変えた。そのコースは、川沿いの道から先に広がる田んぼのあぜ道を通る。だからいつも、田んぼを観察しながらゆっくり歩いている。 6月3日撮影(庭の南西側の紫陽花) 田んぼのあぜ道を歩いていると、まだ小さな稲が風に吹かれて、そよそよ揺れる。その様子を見ながら歩いていると、ちょっとした風でも涼しく感じる。いゃ、実際、とても涼しい。 それにしても今年は、田植えが例年より早い気がした。 米不足の今年、"新米を早く出すためなのかなぁ~"なんて勘ぐってしまう・・・だけど、田んぼの稲たちは、そんな人間の思惑なんて、どこ吹く風。この先も真っすぐに育ってほしい。 これからも、稲たちの成長を見ながらのウォーキングがとても楽しみだ。 まぁでも、それは、"雨が降らなければ" なんだけどねぇ。😉 関東の梅雨入りももうすぐらしい。 今年も咲いてくれてありがと♪ んじゃ、まったね~

バックレた理由

イメージ
撮影日:5月14日       今年の芍薬は満開になるのが例年より遅かった。 ・・・って、記事内容とは全然関係ないけど💦 「バックレた」のは、先月、足指を骨折して診てもらった病院の「リハビリ」のこと。 月曜日、 ギプスと包帯で(ちょっと大げさな)処置をしてもらったあと、リハビリの医師から、「超音波治療を受けると治りが早いですよ」と言われて、私は、「ふーん、そうなんだ」と思いながら生返事をしておいた。  そしたら、その超音波治療は「毎日受けるもの」だという事をリハビリ室から出る時の「また明日いらしてください」という言葉で初めて知った。(毎日は面倒くさいな~💦) 火曜日、 (仕方なく)行くと、すぐにリハビリ室に通された。 丸椅子に座らされて、包帯とギプスを外し、患部に10㎝四方のパッドをあてられて、ピリピリッとする電気治療を8分間受けた。8分終了のタイマーが鳴ると、医師が来てそのまま昨日から使用している包帯を再び巻かれた。 これで会計は380円。 まぁ、電気治療に文句はないけど、「包帯は自分で取らないで」と言われていたので、お風呂はビニール袋で覆って入っている。だから右足はとても不衛生だ。だからせめて、包帯を外したタイミングで、清潔なペーパータオルか何かで拭きたいと思っていたし、包帯も新しいものに交換してほしいと思っていた。 でも、380円にその両方は入っていないらしい。 水曜日、 その日は朝から雨だった。だからリハビリには行かなかった。 まだ気温はそんなに高くなかったけど、ギプスをはめて包帯グルグル巻きの右足はほとんどサウナ状態だ。暑がりの私がそれで安眠できるはずがない。 我慢も限界だった。 木曜日、 さすがに包帯も汚れてきたし、今日こそは綺麗に足を拭いて、包帯も新しく交換してもらおうとリバビリに行った。 すると・・・ 8分終了タイマーが鳴って近づいてきた男性看護師に、「すみません、足をキレイに拭きたいんですけど」と言うと、「じゃ~拭きますね」と言ったので、喜んだのも束の間、その看護師が手に持ってきたのは・・・どっからどう見ても、 雑巾だった!!   😱  それも、洗っても落ちなかった黒ずみだらけの雑巾!!😨 私はその雑巾に驚いて咄嗟に足を引いてしまった。 そしたら「大丈夫ですよ、痛くないように拭きます...

骨折

イメージ
  生まれて初めての↑骨折。 いや~こんなに包帯ぐるぐる巻きされたけど、骨折したのは足の人さし指なのよねぇ。💦 包帯の中(足の下側)にはプラスチックのギプスが足先から土踏まず辺りまであって、なんかちょっと大げさな感じ。💦 そもそも、こうなった原因は・・・ 先週、天気が良いから布団を干そうと思って、ついでに毛布も一緒に両手に持てるだけ持ったら、当然、顔の前にも布団があって、視界は布団しか見えない状態になってたんだけど、そんなの気にしないで勢いよく足を一歩踏み出したら、ベッドの脚にガツッ💥 ぶつけちゃいました。😖 めっちゃ痛くて悶絶してたけど、でもベッドの脚にぶつけるなんて、これまでにも何度もあったから、ちょっと治まったところで、右足を庇うように歩いて、さっさと布団干して、掃除もすませて、それから足の状態を見てみようと思って、テーブルの前の椅子に腰掛けて足を上げようとしたら、なんと、そのテーブルの脚にガツッ💥 ぶつけちゃいました。しかもさっきと同じ右足の人さし指を。💀 今思えば、この二度目がなければ多分、打撲で済んでたんじゃないかと思う。だってこの時、微かに「ピキッ」って感触があったもん。 とにかく、その日はひたすら冷やしたけど、でも翌日みたら、すごい腫れてて、すごい色(内出血で真っ青)してたから、整形外科で診てもらったら、「骨折してますね、全治1ヶ月~1か月半です」と言われた。😱 あ~ぁ、来月予定していた調布にあるバラ園行きも延期。 日課のウォーキングもしばらくお休み。 そうそう、そのウォーキングで貯めたマイルで、今秋に予定している九州行きのANA航空チケットが取れたのよ~😊もぅめっちゃ嬉しかったな~。これぞ、“足で稼いだ航空券”って感じで、益々ヤル気100倍になってたのに、1ヶ月もお休みなんて・・・ガックシ。😔 でも落ち込んでいても仕方ない。 これから毎日、乳製品とって、十分な睡眠もとって、ある程度の運動もやって、日光浴もやって、地道に骨密度を上げていくしかないぞ 💪 エイエイオー!! もうすぐ開花のシャクヤクの蕾。 んじゃ、まったね~

April ♪

イメージ
「April」 "エイプリル"って響き、なんか好き♪ "エイプリル"って可愛さと美しさがミックスされた感じで、素敵な響き♪ 素敵な響きと言えば、先月からウグイスの鳴き声をよく耳にするようになった。 と言っても、ウォーキングコースの中腹を登った辺りまで行かないと、中々いないけど。 それに、毎日聴けるとは限らない。歩いている途中で、突然耳にして、いざ録音しようとしても、すぐまた鳴いてくれるとも限らない。全ては、タイミングなのだ。 その結果がこれです↓ うぐいすの鳴き声も「可愛い」と「綺麗」がミックスされた感じ。 "可愛い"だけじゃ物足りない。"綺麗"なだけだと面白くない。どちらも半分ずつ感じられるのが良い。もちろんそれは、見た目とかビジュアル面の話しじゃない。 心。内面。精神面の話し。 だから、どれだけ歳をとっても、「可愛いくて綺麗な感じ♪」って言うのは無くならない。 「April」 Mikanちの庭には毎日、桜の花びらが遊びにきます。💕 チューリップの先に見えるのはバス通りの桜 昨年植えた水仙。 八重咲水仙 2025年の桜は開花も満開も遅くて、長持ちだ。 んじゃ、まったね~

春がきたね♪

イメージ
  娘に買ってもらった誕生日プレゼント♪ NB(ニューバランス)のスニーカーは還暦祝いの時に買ってからずっとお気に入りで、それからは、毎年「誕生日プレゼントは何がいい?」と訊いてくる娘に、私も毎年「NBのスニーカーがいい」と答えている。 63歳の誕生日に買ってもらったのは、このWW550。甲高で幅広だから毎日のウォーキングにぴったりだ。でも昨年買ってもらったE420も超~履きやすくて、まだしっかりしているので、中々新しい靴と交代できないでいる。 新しい靴をおろすのは、大安吉日の午前中が良いらしいけどねぇ。 でも明日はまた冷たい雨らしい・・・ それにしても今年はジェットコースター並みの寒暖差で、花たちも戸惑い気味・・・。 Mikanちの庭の花たちも先日の暖かい陽気でやっと伸びてきたと思ったら、昨日から急に冬に逆戻り。近所の桜並木も5分咲きのまま、フリーーズ☆ やっとチビチビ水仙が開花スタート♪ この芽は、5月に見頃予定のシャクヤク。 もうすぐ開花予定のチューリップたち。 こちらは2月頃から咲き始めたクリスマスローズ。 さぁ、明日から4月。 2025年が良い一年になるように、一日一日を楽しく過ごしていこう!!  とりあえず、今夜は大好きな本を読んでから寝るぅ~♪😄 んじゃ、まったね~